Wi-Fi6ルーターのおすすめモデルと選び方を紹介
Wi-Fi 6は、自宅のネット環境に接続したパソコンやスマホで快適な通信ができるWi-Fiルーターの通信規格。データのダウンロード速度が高速で、普段のインターネット通信はもちろん、4K動画のストリーミング再生やハイレゾ音源のダウンロードにおすすめです。今回は、Wi-Fi 6対応ルーターのおすすめモデルと選び方を紹介します。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
Wi-Fi 6対応ルーターとはWi-Fi 6は、アメリカの「Wi-Fi Alliance(ワイファイアライアンス)」が制定したWi-Fiルーターの通信規格です。同じアメリカにある「IEEE」が定める「11ax」と呼ぼれる通信規格を、数字を使ってわかりやすく表示しています。
通信速度の理論値は最大9.6Gbpsで、大容量のデータをあっという間にダウンロードができます。従来の11a、11b、11g、11n、11acと互換性があるので、今まで使用しているデバイスもそのまま接続可能です。
ただし、Wi-Fi 6ルーターの転送速度を最大限発揮する場合は、接続するデバイスもWi-Fi6に対応している必要があります。同一ネットワーク内のデータ送受信は問題ありませんが、インターネットの通信をする場合、契約している回線の影響を受けることがあるのでなるべく早い回線を使うのがおすすめです。
1.MU-MIMO(同時に通信できる端末数)
一人暮らしで複数のデバイスを所有する方や同時にインターネットを使う方が多い家庭はMU-MIMOの数をチェックしましょう。デバイス側もMU-MIMOに対応した機器を使う事で、良好な通信が可能です。
同時に接続できるデバイスの数は、仕様に4×4や2×2などと表示されています。4×4は同時に4台のデバイスとの通信を行うことができることを示しており、数が増えるほどデータの送受信待ちが起きにくくなり快適なインターネットが可能です。
2.IPv6(アイピーブイシックス)
IPv6は世界中のパソコンやスマホが同時にインターネットに接続するときのIPアドレスの規格です。従来のIPv4よりもはるに多くのIPアドレスを用意することができるため、通信回線に余裕がうまれて快適な通信ができます。
特別な設定は不要ですが、インターネットのプロバイダーによっては対応していない場合や、オプションで対応できる場合があるので契約内容の確認が大切。転送速度が早いWi-Fi6の性能を最大限発揮したい方は、IPv6に対応したモデルがおすすめです。
3.外部アンテナ外部アンテナを備えたWi-Fiルーターは電波が飛ぶ方向を調整できます。アンテナの向きや角度を調整して電波が届きにくくなってしまう場所の通信環境を良くすることができます。
内蔵アンテナのモデルは本体を中心に電波が発生するため、自宅の端に置くと反対側の部屋まで電波が届きにくくなります。良好な通信環境を構築したい方は、外部アンテナを備えたモデルがおすすめです。
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