【レビュー】空間オーディオで進化したAirPods Pro
iOS14のリリースに合わせてAirPods Proに新機能「空間オーディオ」が追加されました。すでにAirPods Proを所有している方はもちろん、これから購入を検討している方も魅力的な機能なので是非チェックしてみてください。
今回は、AirPods Proをバージョンアップしたのでレビューします。
目次
- iOS14でAirPods Proが進化したポイント
- AirPods Proのファームウェアの確認方法
- 空間オーディオの設定方法
- イヤホンの音質調整
- バージョンアップしたAirPods Proのレビュー
iOS14でAirPods Proが進化したポイント
3Dサウンドが楽しめる「空間オーディオ」
空間オーディオ機能は、左右のイヤホンで臨場感のある立体的な音を楽しめます。Dolby Atmosや7.1ch、5.1chなどのサラウンドサウンドに対応。上下左右や前後から再生中のコンテンツの音が聴こえるようになります。
また、センサーを使って頭部の位置を認識する技術を搭載。再生しているデバイスの方向から音が聞こえるようになり、正確な一から音が聞こえるのが特徴です。音源がサラウンドに対応していても、コンテンツによっては再生されないことがあるので注意しましょう。
AirPods Proのカスタマイズ機能
空間オーディオ機能は、左右のイヤホンで臨場感のある立体的な音を楽しめます。Dolby Atmosや7.1ch、5.1chなどのサラウンドサウンドに対応。上下左右や前後から再生中のコンテンツの音が聴こえるようになります。
また、センサーを使って頭部の位置を認識する技術を搭載。再生しているデバイスの方向から音が聞こえるようになり、正確な一から音が聞こえるのが特徴です。
AirPods Proのファームウェアの確認方法
iOS14で追加された機能を利用するには、AirPods Proのファームウェアを「3A283」にアップデートする必要があります。ファームウェアのバージョンは、ブルートゥースの一覧から確認が可能です。iPhoneの場合、「設定」→「Bluetooth」の順番にタップすると接続中のデバイス一覧が表示されます。その中から、AirPods Proの横にある「i」マークをタップすると、詳細を確認可能。下にスクロールしてバージョンの横に「3A283」と表示されていれば、無事にアップデートが終わっています。
写真で確認手順を紹介
空間オーディオの設定方法
先ほどのファームウェア確認画面にある「空間オーディオ」の項目にあるスライドを「右」にするとオン、「左」にするとオフにできます。機能を試してみるから空間オーディオの試聴も可能でステレオオーディオと聞き比べが可能。そのまま、設定のオンオフが選択できます。
イヤホンの音質調整
今回のiOS14のバージョンアップに伴い、AirPods Proの音質調整が可能になりました。自動と手動で設定が可能。サンプル音源を聴きながら設定できます。
自動で設定したい方は「カスタムオーディオ設定」を選びましょう。音声や音楽に合わせて聞き取りやすい方を選択するだけで好みに合わせた設定が完了します。
また、マニュアルで設定したい方は、サンプルの音源を再生しながら「オーディオを以下に調整」の項目を変更しましょう。高音域の強化や全体的な音域の強化などを好みに合わせて選ぶことができます。
バージョンアップしたAirPods Proのレビュー
音質調整を行うことで、今までの平べったいような音ではなく音に厚みがでます。空間オーディオに対応していないコンテンツの試聴・再生もおすすめです。
空間オーディオは、AppleTV+で配信されている、トム・ハンクス主演の「グレイハウンド」のレビューです。本作品は、救援物資を届ける任務を受けて37隻の船団を率いて大西洋を横断するストーリー。海上の戦闘シーンは、大砲や魚雷の爆発音がとてもリアルです。船の操縦音や偵察機のエンジン音など、音の強弱や位置に合わせて聞こえる方向が変わり、その場にいるような臨場感が楽しめます。
また、外音取り込み機能は今まで以上に集音するので、耳では聞き取りにくい小さな音も聞こえます。電車の車内アナウンスや自動車の運転音を聞き逃す心配がありません。設定の組合せによって「サー」というホワイトノイズが強くなるため、音質を考慮して最適なバランスに調整しましょう。