たしおすのモノブログ

デジタル製品のレビューやおすすめのアイテムを紹介するブログです。

ノートパソコンの選び方を解説

f:id:tashios:20211216182144j:plain

授業や仕事で使うことの多い「ノートパソコン」。さまざまな場所で使われていることが多いデジタル機器です。パソコンは、メーカーやラインナップが多くどれを買って良いかわかりにくい方も多いと思います。今回は、失敗しないためのノートパソコンの選び方を紹介します。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

 

ノートパソコンの基本をチェック

OS

OSは、「オペレーションシステム」の略でパソコンを動作させる大元のソフトウェアです。OSの種類は主に2種類あり、シェアが広い「Windows」とシンプルな「Mac」があります。OSによって周辺機器やソフトの対応が異なるので選ぶ際は注意が必要。ただし、ネットサーフィンや動画視聴などの用途であれば気にする必要はありません。

大手検索エンジンを運営するgoogleが開発した「Chrome OS」を選ぶ選択肢もあります。ただし、対応機器やソフトが少ないので、2台目以降や使い方を限定するようにしましょう。

 

CPU

CPUはパソコンの性能を大きく左右する重要なパーツです。性能が高いCPUを搭載するとパソコンがスムーズに動作します。ゲームや映像編集の作業を行いたい方やスムーズに動作するノートパソコンが必要な方は高性能CPUを搭載したモデルを選びましょう。

自分の目的に合ったCPUを選ぶ場合、性能重視はCore i7/Ryzen 7以上を搭載したモデル。普段使い向きならCore i5/Ryzen 5、安さを重視するならCore i3/Ryzen 3が目安です。

 

ストレージ

ストレージは、SSD(ソリッドステートドライブ)やHDD(ハードディスクドライブ)を使用しており、写真や文章などのデータを保存します。パソコンの動作をスムーズにするならSSD搭載モデル、たくさんデータを保存したい方はHDD搭載モデルがおすすめ。容量の単位は「TB(テラバイト)」と「GB(ギガバイト)」を使用しています。

 

メモリ

メモリは、ストレージ内のデータを一時的に保存するパーツです。ゲームや動画編集のようにパソコンの負担が大きな作業をする場合は、16GB以上のメモリを搭載したモデルがおすすめ。普段使いであれば、8GB以上のメモリを搭載したモデルなら問題ありません。

 

画面

ノートパソコンの画面は、大きさと解像度が大切です。携帯性を重視するなら11インチ以下、普段使いは13~15インチ、みやすさ重視なら15インチ以上が目安です。解像度は、画面内に表示できる領域を示しており、縦と横の数値が大きなモデルほど広い範囲を表示できます。

 

Bluetooth (ブルートゥース)

Bluetoothは、ノートパソコンとマウスやキーボードなどの周辺機器を無線接続できる通信規格です。ケーブルを使わないので机の上をスッキリさせられます。薄型のパソコンの場合、USB端子が少ないので周辺機器との接続に重宝します。

 

Wi-Fi(ワイファイ)

ノートパソコンをインターネットに接続する際の通信規格です。Wi-Fiの後に続く数字が大きいほど高速通信が可能。例えばWi-Fi 6(IEEE802.11.ax)のは最大9.6Gbpsの通信ができ、Wi-Fi 5(IEEE802.11.ax)の最高1.3Gbpsとくらべて高速の通信ができるため快適です。

 

HDMI端子

パソコンの映像や音をテレビやPCモニターに出力する時に使うのがHDMI端子です。ケーブル1本で、映像と音を出力できるので配線がスッキリするのがメリット。プロジェクターをつなげば大きなスクリーンで映画鑑賞やスポーツ観戦を楽しめます。

 

形状

ノートパソコンは、2つ折りをするモデルが一般的です。最近は、画面部分の取り外しが可能な2 in 1モデルも登場。簡単に持ち運んだり、タブレットPCのように手書き入力ができます。ライフスタイルやビジネスシーンに合わせて切り替えるのがメリットです。

 

用途に合わせて選ぶ

仕事や学業

ノートパソコンを仕事や学業で使う方は、パソコンを持ち運ぶ頻度を考慮して選びましょう。学校や取引先などにパソコンを持ち込むことが多い場合は、本体が軽いモデルを使用すると移動が簡単。重さは1kg以下がおすすめです。予算に合うモデルがなかった場合は、1.3kg前後以下を目安しましょう。

また、レポートや会議資料の作成は「Microsoft Office」に含まれる「PowerPoint」や「Excel」といったソフトを使用するのが一般的。ソフトウェアが別売のノートパソコンも販売されていますが、使用する際は「Microsoft 365」を契約する必要があります。長期間使用するとランニングコストがかかるので、あらかじめインストールされているモデルを選ぶのがおすすめです。

 

ゲーム

フォートナイトやマインクラフトなど人気の高いゲームをプレイしたい方は、迷わず「ゲーミングノートパソコン」のラインナップから最適なノートパソコンを選びましょう。パソコンでゲームをプレイするには、CPUやメモリ、グラフィックチップなどのパーツ性能が動作環境を満たす必要があります。

さらに、より快適にゲームをプレイしたい方は、画面サイズが大きなモデルや映像の切り替え回数が多いリフレッシュレートが144Hzに対応したモデルがおすすめ。ゲーミングマウスやゲーミングキーボードなどの周辺機器を購入する予算を考慮して最適な1台を選びましょう。

 

写真編集や動画編集

パソコンで写真や動画の編集作業を行う場合は、高性能ノートパソコンを選びましょう。パソコンの処理性能が高いと高画質な素材を編集できるうえに、編集にかかる時間を短縮可能。画面サイズが大きいと作業を快適に行えます。

購入した方が良いパソコンのスペックは、CPUがCore i7/Ryzen 7以上、メモリーが16GB以上、ストレージがSSD、ビデオチップ搭載モデルです。画面サイズは持ち運びをする頻度が多いなら13インチ前後、据え置きで使うなら15インチ前後を選びましょう。

 

 

 

本ウェブサイト上への情報掲載は細心の注意を払っておりますが、万一本ウェブサイト上の内容に誤りがあった場合でも一切責任を負いかねます。