Wi-Fi中継機は、親機のWi-Fiルーターの電波を拡張できるアイテムです。特に、部屋によって電波の強弱がある方は、通信環境の改善におすすめ。コンセントに直挿しできるコンパクトなモノもあるので、取り付けしやすいのもポイントです。今回は、Wi-Fi中継機のおすすめモデルと選び方を紹介します。興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
Wi-Fi中継機は親機のWi-Fiルーターと同じ通信規格に対応しているモノを選ぶことが大切です。高性能の親機があっても中継機の性能が低いと、本来の性能を発揮することができません。親機が11ac(Wi-Fi5)に対応している場合、中継機も11acに対応したモノを選びましょう。使用するスマホやパソコンと通信規格を揃えると、性能を最大限に発揮することができます。
取り付け方法
Wi-Fi中継機の取り付け方法はコンセント直挿しタイプが主流です。ACアダプターが無いので、壁面にスッキリ設置することができます。コンセントの前に棚やモノが置いてある方は、ACアダプターで給電できるモノがおすすめです。取り付けする場所に併せて最適なモデルを選びましょう。
有線LAN接続
有線LAN端子を搭載したWi-Fi中継機は本来のWi-Fi通信の中継に加えて、無線LAN機能を搭載していないテレビ、レコーダー、デスクトップパソコンなどをインターネットに接続することができます。Wi-Fiの子機と同じように使うことができ、録画した番組を離れた場所で視聴したり、ゲーム機の通信環境を改善したりすることが可能。Wi-Fiネットワークに接続できないモノがある方や本体のWi-Fi通信速度が遅い方は、有線LAN接続をするかどうか検討しましょう。
Wi-Fi中継機のおすすめモデル
BUFFALO WEX-1166DHPS-W
コンセントに直挿しするタイプのWi-Fi中継機です。W11ac対応で、5GHzと2.4GHzそれぞれの周波数に対応できます。同時に2台の機器と通信ができるデュアルバンドを採用。パソコンやテレビで動画をストリーミング再生しながら、スマホを操作しても快適です。
手軽にWi-Fiの通信エリアを拡張したい方におすすめの低価格モデル。本体は厚さ約22mmでコンセントに取り付けても、目立ちにくいデザインです。接続の設定が簡単にできる「WPSボタン」を押すだけで、親機と本製品の接続ができます。パソコンやスマホを使わずに設定できるので、設定が苦手な方におすすめです。
BUFFALO WEX-1166DHP2-W
電波を束ね流ことで遠くにある端末でも安定した通信ができる「ビームフォーミング」対応モデル。設置方法は、据え置きと直挿しに対応。コンセントの位置に合わせて最適な取り付け方法が選べます。通信規格は、データの転送速度が早い11acに対応。通信速度画早い「Giga LANポート」を搭載しており、4K動画の視聴にもおすすめです。
TP-LINK RE450
3本の外付けアンテナを搭載したWi-Fi中継機です。正面のボタンにあるランプの色で接続状況をひと目で確認できます。データの送信と受信の帯域を分けることで、転送速度を向上させる「ハイスピードモード」を搭載。大容量のデータを快適に使うことができます。
USB端子を備えたACアダプターに挿して使えるコンパクトなWi-Fi中継機です。従来モデルよりも体積比で72%軽量化。最薄部は約10mmで設置しても気になりにくいデザインです。内蔵アンテナは、テレビアンテナの製造開発を行うDXアンテナのノウハウを生かし、最適な配置や向きにすることで良好な電波を発生させることができます。
NEC PA-W1200EX-MS
基盤から発生するノイズを低減する「μ(マイクロ)EBG構造」モデル。アンテナへのノイズが低減することで、受信感度が増し転送速度を向上させることができます。本体の下部にフットライトがついているので、廊下にあるコンセントに挿して通信エリアを拡張したい方にぴったり。人感センサーでオンオフするので、無駄な電力を使いません。
I-O DATA WN-G300EXP
サイコロのような四角形のWi-Fi中継機です。幅42×奥行き42×高さ33mmのコンパクトサイズで、隣にあるコンセントの口を塞ぎにくい形状をしています。ワンボタンで親機との設定ができる「WPSボタン」を搭載。すでに親機と接続しているゲーム機やパソコンなどの接続設定を引き継ぐので、改めて作業する必要がありません。
BUFFALO WEM-1266-W
バッファローのメッシュWi-Fiの拡張に対応した中継機です。親機と子機を合わせて最大10台で、どこにいても安定した通信環境を構築できます。専用アプリを使うと、設置場所が最適かどうか判断してくれるので、良好な場所に中継機を設置することが可能です。